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日当たりの良いダイニングは必要? その理由と作る方法・間取り

理想の家作りに日当たりの良いダイニングはいかがでしょうか。

食事をとる場所・・・それがダイニングです。

最近は、ダイニングルーム単体ではなく、キッチンとダイニング、リビングとダイニングが一体となったダイニングキッチンやリビングダイニングなど、キッチンやリビングと合わせて広々と設計されたダイニングが多く見られます。

そんなダイニングになぜ日当たりが重要なのか、その理由と作る方法、間取りについてまとめます。

目次

女性の憧れ!「日当たりの良いダイニング」で日常を暮らす

日当たりの良いダイニングで暮らすのは、女性にとってひとつの憧れではないでしょうか。例えば、次のような理由が挙げられます。

1日で一番長く使う場所だからこそ日当たりが欲しい!

ダイニングキッチンにしても、リビングダイニングにしても、1日の中で一番長く使う場所ですよね。リビングダイニングなら、家族が集まる場所。

ダイニングキッチンなら、女性が長くいる場所。明るい気持ちで1日を過ごしたいからこそ、日当たりが大切です。

景観を楽しみながらだと食事もよりおいしく感じる

日当たりが良いということは、逆に言えば外が見やすいということ。

近年は、日当たりを良くするという観点から、一戸建てでも2階より上階にリビングを設置し、それと一緒にダイニングやキッチンも合わせて置く間取りもあります。

マンションなら街並を、一戸建てなら庭先を、もっと遠くの山並みなど外の景色を眺めながら食事をすると、よりおいしく感じられますね。

「日当たりの良いダイニング」で暮らす魅力5つ

次に、日当たりの良いダイニングで暮らすことの魅力を考えると、以下の5つが挙げられます。

魅力1:日当たりが良いと作業がしやすい

家計簿を付けたり、ちょっとした縫い物をしたり、パソコンを使ったりといった作業は、暗いよりも明るいほうがしやすくなります。手元も見やすいですし、気分的にも明るい気持ちで作業できます。ダイニングキッチンなら、明るいダイニングで子どもを遊ばせたり、勉強させたりしながら、料理もできます。日中日当たりが良く、電気をつける必要がなければ、電気代の節約にもなりますね。

また、日当たりがいいと、冬でも暖かく過ごせます。そういった面からも、自然の光と暖かさで気持ちよく作業ができます。

魅力2:明るいダイニングには自然と家族が集まってくる

明るい部屋には自然と人が集まります。魅力1にあるように、明るいダイニングは作業がしやすいので、家事をしたり、勉強をしたり、本を読んだり、家族が自分のことをするために集まってくるからです。

それぞれのことをしていても、集まれば自ずと会話が生まれるでしょう。明るいダイニングは家族団らんに一役買ってくれます。

魅力3:海外のようなおしゃれな空間で過ごすことができる

明るいダイニングなら、海外ドラマで見るような広くて開放的でおしゃれな空間を演出できます。明るさがあると、色も映える上、家具や壁の色によっては、光を反射してお部屋をより広く見せる効果があります。日当たりに加え、家具や壁紙のデザイン、色にこだわれば、よりおしゃれに仕上げることができます。

魅力4:ダイニングがお友達にも自慢の場所になる

お気に入りの場所は、お友達にも自慢できる場所になるでしょう。

明るいダイニングをおしゃれに演出し、海外気分を味わえるような空間になったら、お友達にも見せたくなります。

お友達とお茶をしたり、ランチをしたり、家族だけでなく、お友達を呼んで楽しい時間を過ごす素敵な空間になります。

魅力5:体内時計が整い規則正しい生活ができる

日当たりのよさは、生活リズムを整えます。人間は、日光、特に朝日を浴びることで体内時計を整え、昼は活動的に、夜はぐっすり眠れるようになります。朝日の入るダイニングなら、体内時計が整いやすくなるので、身体にもいいですね。

「日当たりのよいダイニング」を作る方法は2つ

次に、日当たりの良いダイニングを作る方法を2つ紹介します。リフォームとリノベーションです。この2つは、厳密に区別しないで使われることも多いですが、リフォーム会社比較サイト「リショップナビ」には次のように定義されています。

」とは、一般的には、老朽化した建物を建築当初の性能に戻すことを指します。

クロスの張替えなどの小規模な工事や、設備の取り替えなど、経年劣化によってマイナスの状態になった住宅を、新築当初のゼロの状態に戻すような工事を指します。

」とは、住まい全体を一新し、性能を新築の状態よりも高めたり、元々の建物に新たな付加価値を足す、大規模な工事を指します。

(【出典】リショップナビ「”リフォームとリノベーションの違い”とは?」

今回は、工事の規模の面から区別することとします。

方法1:リフォームをして日当たりの良いダイニングを作る

リフォームは、比較的小規模な工事です。例えば、今あるダイニングに新しく窓や明かり取りの天窓を設置したり、壁をサッシにしたりすることで、日当たりの良いダイニングを作ります。

方法2:リノベーションで日当たりの良いダイニングを作る

リノベーションは、間取りの変更を伴う大規模な工事です。ダイニング周辺のリフォームだけでなく、間取りを変えて大規模に工事することで、日当たりの良いダイニングを作ります。

日当たりの良い場所にリビングを置くことができるので、リフォームに比べると日当たりのよいダイニングをより作りやすくなります。

「日当たりの良いダイニング」を作るリフォーム・リノベーションの大まかな手順

リフォームやリノベーションで日当たりの良いダイニングを作るときの手順をまとめます。

①まずはリフォーム・リノベーション担当する施工会社を探し、見積もり依頼する

まずは、施工会社を探して見積もりを依頼します。会社によって得意な家作り、費用も違ってくるので、いくつかの会社に見積もりを依頼して比較検討しましょう。

また、リノベーションの場合、大規模な工事になるので、その分費用もかさみます。費用の目安は、次の通りです。

a)ワンルーム・1DKの間取り変更:600万円未満

b)2LDK・3LDKの間取り変更と水回りのリフォーム:600万円~1,000万円

c)b)に加え、階段や水回りの位置移動、断熱工事、外装工事:1,000万円以上

(【出典】リショップナビ「リノベーション・スケルトンリフォームの費用場」

お金を出せば間取りの自由度は上がりますが、予算をしっかり決めた上で検討することをおすすめします。

②施工会社の人に家に見に来てもらい、家族の希望・条件を伝える

見積もりを依頼すると、施工会社の人が現状の家を見に来ます。大規模な工事になる場合、設計をするために必要な次の情報を確認します。

◆家の坪数

◆抜けない柱

◆抜くと家の強度が落ちる柱 など

このときに、どのようにリフォーム、リノベーションしたいのか、希望をしっかり伝えましょう。それが、次の設計につながります。

例えば、日当たりが良いと聞いて真っ先に浮かぶのは、南向きの部屋ですよね。

ただ、日中あまり家にいることが少ないから、それよりも朝日をたくさん取り入れたいという場合なら、南向きより東向きにダイニングを配置するのもいいでしょう。

朝日の差し込むダイニングで家族そろって朝食をとりながらの貴重な時間となります。単純に日当たりのよいダイニングにしたいと言っても、どの時間帯に日当たりを良くしたいかによって、ダイニングの場所が違ってくるということです。

③見積もりと設計をしてもらいおおよその費用を算出

現状と希望から、設計と見積もりをしてもらい、大体の費用を出してもらいます。複数の会社にお願いしている場合は、この段階で比較検討します。その中から1社にしぼり、設計を煮詰めていきます。

疑問点が残らないように納得して進めることが大切です。実際の費用が出たら、契約に進みます。

トラブル回避のために必ず契約書を交わしましょう。

④費用の工面として、金融機関でローンの相談をする

ローンを利用する場合は、金融機関でローンの相談をします。リフォームローンや住宅ローンなど商品や金利も金融機関によって違いがあります。安心して利用できる金融機関の商品を選択しましょう。

ちなみに、リフォームやリノベーションに利用できるローンには、リフォームローンと住宅ローンの2種類があります。リフォームローンは、比較的小規模な工事向けの商品で、担保が必要なく、審査が通りやすい反面、金利が高く、借り入れできる金額の上限が低く設定されています。

住宅ローンは、担保が必要で、比較的審査が厳しい反面、金利が低く、借り入れ金額の上限は高く設定されています。

リフォームの規模や費用に合わせて、返済期間や毎月の返済額など十分に考慮し、ベストなローンを選ぶのが大切です。

⑤業者に依頼して施工が開始されあとは待つだけ!

契約して施工が開始されたら、あとは完成を待つだけですが、時々経過を見に行って、予定通りに進んでいるか、どんな風に仕上がってきているか確認しましょう。疑問点やイメージと違っていた点などあれば、その都度確認し早めに解決しておくことが重要です。もし変更点があれば、内容を記録しておくとよいでしょう。

日当たりの良いダイニングを作るときの注意点

最後に、リフォームやリノベーションで日当たりの良いダイニングを作るときの注意点をまとめます。

注意点1.自分や家族の希望ははっきりと伝える事

一番大事なのは、はっきりと希望を伝えることです。

想定していたのと違った家になってしまっては元も子もありません。特に、大規模な工事をするときは、決めることがたくさんあるので、漏れなく伝えたかしっかりメモしておきましょう。

そして、伝えるだけでなく、正確に伝わってきちんと工事に反映されているかをチェックすることも欠かせません。もし伝えたことと違っていたら、軌道修正できるうちに早めに指摘することが重要です。

イメージしている完成像に近い画像などがあれば、具体的に提示すると伝わりやすくなります。

注意点2.費用は使う素材によって変わる事を頭に入れておく

費用は使う素材によって変わってきます。

特に複数会社比較した場合は、工事の仕方が違うので、その点よくわかります。例えば、断熱の方法を見てみると、壁の中に断熱材を入れる方法もあれば、外壁を張って断熱する方法もあります。

このような工事のやり方や素材については、何の知識もないと全く気にも留めないことだと思います。何も聞かなければそのまま進んでいってしまうこともあるので、やり方や素材について少しは情報収集をし、打ち合わせの際に確認してみましょう。

注意点3.集合住宅の場合は特に上下左右に断りを入れること

集合住宅の場合は、工事に入ると上下左右の住民に騒音など迷惑を掛けることになります。工事の前には、断りを入れておくことが大切です。

また、マンションの管理組合にも届出を出し、円滑に工事を進められるように配慮しましょう。

リフォームとリノベーションで「日当たりの良いダイニング」を作る

日当たりの良いダイニングは、家族の憩いの場やお友達との交流の場として活躍します。一人で過ごす場合は、作業の効率がアップし、おしゃれな空間でゆったりとした時間を楽しむことができます。

そんな日当たりの良いダイニングを作る方法はリフォームとリノベーションの2つです。

両方とも工事が必要なので、それなりに費用がかかります。満足のいく部屋になるよう疑問点を残さず、こまめに確認しながら進めましょう。

家の中のどんな場所でも日当たりがいいに越したことはありませんが、特に人が多く集まる場所、1日の中で長くいる場所は明るい空間であってほしいですよね。明るい空間は、何より人の気持ちも明るくします。

もっと明るいダイニングにしたいと思っている方は、日当たりをよくする方法を試してみてはいかがでしょうか。

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