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日当たりの悪い部屋のメリット・デメリット

物件や賃料の価格を抑えるためなど、物件選びや住宅の購入に際し「どうにか日当たりの悪い部屋で明るく有意義に過ごせないか?」という課題に直面する方が多くいらっしゃいます。

そこで「日当たりの悪い部屋」のメリット・デメリットと、気分も部屋も明るく有意義に過ごす方法をご紹介します。

日当たりの悪い部屋のメリット2つ。最大のメリットは価格

駅近で広さも十分、築年数もそれほど経っていないかなりのお買い得物件が残っている時はありませんか?そう、「日当たりの悪い部屋」です。

一般に敬遠されることも多い日当たりの悪い部屋。しかし、日当たりの悪い部屋にも大きなメリットはあります。

最大のメリットは価格

もっとも大きなメリットは何と言っても価格。

都市圏にあるアクセスのよい築10年以内の部屋は、単身用でも一か月10万以上の家賃であることが多いのですが、「日当たりの悪い」部屋の場合、○○%ほど安い家賃で借りることができます。もちろん購入の場合も○○%ほど安い値段で好条件の物件を手に入れることができます。

多少家賃が高くても良いから仕事場に近いところに居を構えたいという忙しい単身世帯の方には、こうした物件はかなりお買い得です。

日中、自宅にいないため、日当たりが良いか悪いかはそれほど重要事項でなくなります。むしろ一番のポイントは通勤時間。

残業で終電を逃しても、高額なタクシー代に悩むことも無くなります。朝は通勤ラッシュに巻き込まれることもほとんどなく、体力の消耗を防ぐことができます。特に女性にはポイントが高いでしょう。駅近であれば、お酒をゆっくり飲んで帰ることもできます。女性なら暗い道路を長時間歩いて帰らずに済みます。安全と安心は何よりのメリットです。

ご家族でこうした日当たりの悪い物件の購入を検討されている場合も同じです。通勤時間が短縮されることでご家族の団らんの時間も増え、落ち着いて自宅で過ごせる時間が長くなります。

また、都市圏であれば、お子様の学校にも近いことが多く、通学に不自由することはありません。

熱がこもりにくい

都内の場合、ヒートアイランド現象で真夏の体感温度は35~38度ほどになります。

密閉性の高い近年のマンションの場合、冷房を付けないでいると部屋の温度は40度以上にも。直射日光が当たる部屋の場合、さらに温度は上昇し50度付近まであがることもあります。夜間でも30度以上の日が続き、部屋に置いていた観葉植物は、枯れてしまい、固形石鹸も溶けてしまうことがあります。

ペットを飼っている方にはこの問題はかなり深刻です。

夏の間数か月、留守の時も24時間冷房を付けることがマストになってしまいます。直射日光が当たらない物件の場合、こうした過酷な環境にペットをさらさずに済みます。

もちろん、もっとも暑い8月付近は留守の間、ペットのために冷房は必要かもしれません。

しかし、24時間フル冷房の期間を短くすることができます。

日当たりの悪い部屋のデメリット3つ。敵は湿気とうつ病!?

では日当たりの悪い部屋のデメリットは何でしょうか?主に考えられるのは次の3つです。

  • 健康面への影響が懸念される(うつ病など)
  • 育てられる植物が限られる
  • 湿気によるカビ、臭い

健康面への影響 うつ病になるというのは本当?

Wikipedia「季節性情動障害」の項では、確かに北米アラスカでは日照時間の短い冬季にうつ病患者が全体の10%に増えるという統計もあります。

日照時間が短くなることで体内時計をつかさどるメラトニンの分泌タイミングが遅れたり、過剰になったりするため、人体にある睡眠リズムが狂うという研究結果もあります。睡眠障害はうつ病の原因となることがあります。しかし、日当たりの悪い部屋に住んでいても、北欧や北米のように太陽自体が沈んでいる状態ではないので、学校や仕事場など、日常生活を送るうえで、どこかで日光を浴びることになります。通常の生活を送るならば、ほぼ問題ないと言えるでしょう。

ではどんな方に日当たりの悪い部屋は適さないのでしょうか。
例えば、1日中部屋に籠って作業をするような職種の方、在宅のデザイナー翻訳者ライターの場合、日光の差さない部屋にいることで北欧や北米の冬季の環境と同じ状態に置かれ、メラトニンや光の刺激で分泌されるセロトニンの分泌量が減ることがあるかもしれません。日中、散歩に出るなどして、日光浴をすればこうした危機は回避できますが、仕事で多忙な方の場合、難しいかもしれません。

さらにもっと難しいのは夜間のお仕事の方でしょう。

飲食店、小売、医療、工事、ビル管理など近年夜間の仕事がますます増えています。こうしたお仕事の方の場合、日当たりの悪い部屋に住んでいると丸1日全く日光を浴びないことになります。メラトニンの分泌以前に、不規則な就業形態は健常な睡眠サイクルを阻害し、不眠症からうつ病を発症することも多くなります。

実際、こうした夜間の就業形態の方に睡眠障害が多いのも事実です。

植物は日当たりの悪い部屋や物件で育てられない!?

実はそんなことはありません。

例えば、おなじみのアジサイ。直射日光を嫌う植物で、木陰で主に育成します。可憐なスミレの花やスズランも直射日光が当たれば枯れてしまいます。

室内用の観葉植物では、ガジュマル、オリヅルラン、ぺぺロミア・グラベラ、女性に人気のアジアンタムと何種類もあり、多湿の風呂場でも育てることができる観葉植物もあります。こうした耐陰性のある観葉植物は多く、日陰の部屋や物件でも十分植物を育てることができます。

しかし、ガーデニングが趣味でバラやガーベラ、チューリップなど日照スペースを必要とする植物を育てたい方は、物件を選ぶ際に日当たりを相談する方がよいでしょう。

湿気によるカビは大敵

布団や洗濯ものを日光に当てることでカビや臭い、雑菌を減らすことができます。日光の殺菌作用は強く、衛生面でも見逃せません。

では、日当たりの悪い部屋でも何か良い解決法はないのでしょうか?

続いて、日当たりの悪い部屋でのカビや湿気対策について詳しくご紹介いたします。

「日当たりの悪い部屋」で気分も部屋も明るく有意義に過ごす方法

マンションや集合住宅などにお住まいの方にとって 日当たりというのは生活する上ではとても重要なこととなります。

人間も植物も太陽からの陽の光を受けることは、とても大切なことなんです。

しかし、日当たりが悪いところはどうしてもあります。 そんな方の為に今回は、「日当たりの悪い部屋」でも 気分も部屋も明るく有意義に過ごす方法をお教えします。

1. シェードを活用する。

カーテンの代わりにシェードを利用する方法があります。 シェードの特徴は、カーテンやブラインドに比べて 光をさえぎらず、優しい光で部屋全体が明るくなります。

2. 光の反射を活用する。

直射日光の取り込みが期待できないようであれば、光の反射を活用しましょう。 ベランダや庭などに白い砂や玉砂利を敷くと屋内に光を取り入れやすいのです。 白い石を敷くと、スペースが広くなったような感じがするので 狭さを感じにくく、ストレスを軽減できることも魅力です。

3. インテリアを工夫してみる。

部屋のインテリアやレイアウトを変えるだけでもかなり変わってきます。 例えば、壁紙の色やカーテン、家具などの色を変えるだけでも随分と印象が変わるはずです。

色的には、白、ベージュ、水色など明るい色を選ぶようにします。 全体が明るく広さを感じるようになります。

また明るい感じの部屋の中で、観葉植物などの緑も置いてみると 空気もよくなり、お部屋のなかでより快適に過ごすことができます。

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